【究極の選択】「モテ」を取るか、「自己表現」を取るか。
男性にとっても、女性にとっても、
ファッション好きならば、一度はこの問いにぶつかると思います。
異性にモテるファッション、いわゆるモテコーデに傾倒するならば、
男性の場合、第一に爽やかさが重要視されます。
そう。
白シャツ&細身のパンツスタイルが「モテコーデ」の代表格といったところでしょうか。
定番ですね。
おそらく、メンズノンノライクなファッションだったり、ポパイのシティーボーイ的なファッションが「モテコーデ」に分類されるのかなと思います。
上の写真2枚はどちらも同じようなスタイリングの写真ですが、
こういったスタイリングの人が2013〜14年冬くらいから、一気に多くなりました。
チェスターフィールドコートや、ショップコート、割と細身なチノパンやスラックスで、足元はNBか革靴といったスタイリングです。
全体的にキレイめで、グレーかネイビーのフォーマルな服をアウトラインにもってきて、インナーや靴下で外す、差し色を加えるといった感じですね。
おそらく2015年、今年の冬もこんな感じのコーデの人が多いんじゃないでしょうか?
これが今の『流行』です、、、ってところから考えると、
男子のモテコーデの第二条件は「流行」のファッションである。
というのもポイントです。
女性は、流行に敏感ですからねf^^;
多くの女性は流行を主軸にして、服を選び買います。
だから、
ファッション好きの女性は、自分と同じように「流行」を主軸にしてファッションを選んでいる人に注意が注がれるのは当たり前の結果といったところでしょうか。
「流行」という言葉も、抽象度を上げていくと「爽やか」と大体同じような意味合いがありますよね。
流行→最新→新しい→未使用→新品→爽やか。
みたいな。
しかしね・・・
男性には「流行」&「爽やか」関係なしに身に付けたい服があるんです!
その服の歴史観、ブランド感、ストーリーなどなど、「トレンドだから」という理由からは無関係に身に付けたい服がある。
多分、それはvintageとかですよね。
考えてみれば、vintageのものを身に付けている女子ってみたことないと思いませんか??
年代物のデニムを履くとか、ってきっと女子はしないでしょう。
本当に男ならではです。
その年代のリーバイスのステッチが好きで着ている。
みたいなのは、女子には理解されませんw
女性は基本的に、スタイリング全体=見た目をみて判断しています。
服の持つストーリーとかどうでもいいのです。
でも、
男はその逆。服の歴史観、ブランド感、ストーリーで服を買うことが多いです。
見えない付加価値に魅力を感じるのですね。
だから、
服のもつ価値観を愛す自分を表現している。
といってもいいと思っています。
もうそこに流行とか関係ないですよね。
「好き」だから着る。ボロボロになるまで着る。みたいな。
僕も男なので、
服をボロボロになるまで着る精神性も好きですし、
着倒された服も好きです。
どうしてかっていうと、そこに服の歴史観とストーリーがあるからです。
デニムのヒゲとか、まさにそれだと思っています。
その人にしか出せないヒゲと味を作るまで幾度となく履かれた歴史観があり、
いろんな場所に履いっていたストーリーがある。
まさに自己表現だと思います。
流行の服を、その都度やすく買って、流行が過ぎれば捨てる。
その繰り返しってなんだか寂しさを感じます。
だから、
高くても多少仕立てのいいものを買って、それをずっと着続ける。
なんだか、北欧風でいいじゃないですか!
ひとつのものをずっと大事にするみたいな感じで^^
でも、本来それがファッションのあり方だと思います。
ファストファッションはある意味、歪みでしかないのかなと。。。
歪みはいずれ直る。
シティーボーイの流れはその初期段階かな〜と思います。
「定番」を買う。って流れがありますよね。
なんで定番か?っていうと、ずっと愛されてきたから。
だから、それらはずっと着続けることができるってことですよね。
まあでも、定番をだけでコーデを組んでも、なんだか味気ないときもあるので、
ファストファッションは使いようってことですね。
定番が揃わないうちは、ファストファッションとのハイブリットでもいいのかもしれません。
はい^^
では、この辺で!